交通事故の示談の前に

１　保険会社から示談の提示

交通事故の治療が終了すると、加害者の保険会社から示談の提示があります。もっとも、加害者の保険会社が提示する示談金は、自社の損害を抑えるために自賠責（強制保険）の基準に従った低い示談金額を提示してくることがあります。

２　提示された示談案の金額や過失割合が妥当であるか検討

この段階では、保険会社から提示された示談案につき、各損害項目の金額や過失割合が妥当であるか検討する必要があります。一旦、示談書に署名押印して保険会社に返送をしてしまうと、示談の内容について争うことがほとんど不可能になってしまいますので、慰謝料の金額などが適正かどうかを、良く検討することが必要になります。特に、後遺障害が認定されたような場合は、加害者の保険会社が提示する示談金は弁護士基準と比較すると非常に低い水準であることがよくありますので注意が必要です。

３　交通事故の示談の前に弁護士無料相談

そのため、示談締結前に、この段階で一度弁護士無料相談を受けることをお勧めします。
おりお総合法律事務所では、弁護士が、賠償額が適正かどうかを無料でアドバイスします。
示談を締結しようとしている方は、交通事故の示談の前に一度ご相談に来られると良いでしょう。