民事訴訟(被告となった場合)
突然、裁判所から「訴状」や「調停申立書」等の書面が送られてくることがあります。
「裁判所」という文字に気が動転するかも知れませんが、落ち着いて以下の対応することが大事です。
1.内容を見る。
まずは内容を見ましょう。どういう内容の裁判、調停が起こされているか把握しましょう。
一人で読んでも内容が分からない場合は、弁護士の下に、裁判所から来た書類をそのまま持って相談に行きましょう。
2.弁護士に相談する。
弁護士に相談しましょう。訴状や調停申立書は、いずれも法律的書面です。専門家に相談しましょう。
3.期日を確認する。
裁判、調停、共に直近の1~2ヶ月に期日が指定されます。期日の日は裁判、調停に出席できるように調整しておきましょう。
なお、裁判が起こされているにも関わらず、期日に出席せずに無視をしてしまうと、一方的に相手方の主張が認められます。
無視せずに対応していればこちらの主張が認められたのに、というケースで事後的に相談を受けることもあります。
したがって、気が動転しても、まずは落ち着いて対応し、弁護士に相談されることをお勧めします。